亀山市議会 2008-12-11
平成20年産業建設委員会(12月11日)
久 野 友 彦
建築住宅室長 三 谷 久 夫
上下水道管理室長 若 林 美津枝
上水道室長 浜 口 伸 介
下水道室長 宮 﨑 哲 二
6 事務局 西 川 省 三 臼 井 尚 美 松 村 大 渡 辺 靖 文
原 千 里
7 傍聴者 (一般) なし
(議員) 福 沢 美由紀 伊 藤 彦太郎 宮 崎 勝 郎
櫻 井 清 蔵 森 淳之祐
8 案
件 ① 付託議案審査
議案第 90号 亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改
正について
議案第 92号 平成20年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)
についての内
第1条 第2項「第1表
歳入歳出予算補正」中
歳出 第6款
農林水産業費
第7款 商工費
第8款 土木費
第3条 「第3表
繰越明許費補正」中
1 追加
第7款 商工費
第8款 土木費
第4条 「第4表
債務負担行為補正」中
1 追加
勤労文化会館指定管理料
JR亀山駅
バリアフリー化促進補助金
議案第 95号 平成20年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補
正予算(第2号)について
議案第 96号 平成20年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正
予算(第2号)について
議案第 97号 平成20年度亀山市
水道事業会計補正予算(第1
号)について
議案第121号
指定管理者の指定について
議案第122号
指定管理者の指定について
議案第123号
指定管理者の指定について
報告第 29号 専決処分した事件の承認について
9 経 過 次のとおり
午前10時00分 開 会
○
前田耕一委員長 産業建設委員会を開会いたします。
昨日までの議案質疑、それから一般質問に続いて4日目になりますけれども、休みなしで連続の委員会ということで、委員諸氏、それから理事者側の方々もお疲れかと思いますけど、よろしくお願いします。
では、市長さんに出席していただいておりますので、冒頭にあいさつをよろしくお願いします。
○田中市長 おはようございます。
委員の皆様方には、平成20年12月定例会は昨日までで議案質疑並びに一般質問を済ませていただき、きょうから
委員会審査に入っていただくわけでございます。議会におきましても、いろいろと皆さん方にはご審議、ご意見等をいただきまして、私どももこれに対しまして適切にというとちょっと別ですけれども、きっちり答えさせていただいたつもりでございます。そんな中でございますが、今回、
委員会審査ということで、さらにその審議を深めていただくということでございますので、ひとつよろしくお願いを申し上げる次第でございます。
私は本会議でもごあいさつさせていただきましたけれども、この委員会へ私が出席するという機会がなくなりますので、ひとつできるだけきょうは出席させていただいて、皆様方のご審査の中で皆さん方のご意見等もお聞かせいただけたらと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。ありがとうございます。
○
前田耕一委員長 ありがとうございました。
田中市長さんは公務の都合で途中で退席される予定でございますので、ご了承をよろしくお願いします。
それでは審査に入りますが、その前に傍聴の許可についてお諮りいたします。
当委員会の傍聴につきましては、本委員会より1年間を原則公開とし、これを許可したいと思います。ただし、傍聴により審査に支障を来すおそれがあると見込まれるときは、再度傍聴の許可について委員会に諮り、委員長が許可するものとします。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 異議なしと認めます。
したがって、当委員会の傍聴については本委員会より1年間は原則公開とし、傍聴により審査に支障を来すおそれがあると見込まれるときは、再度傍聴の許可について委員会に諮り、委員長が許可するものといたします。
次に、発言についてお願いいたします。
発言につきましては、挙手の上、委員長に発言許可を求め、委員長の指名の後、
マイクスイッチを入力して発言をいただきますようお願いします。
なお、部長等におかれましては、挙手の際、職名を述べていただきますようお願いいたします。
それから、本日の委員会の議事説明のため
古川企画政策部参事の出席の申し出があり、これを許可いたしましたのでご了承願います。よろしくお願いします。
それでは、8日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査を行います。
理事者に議案の説明を求めます。
水野上下水道部長。
○
水野上下水道部長 おはようございます。
それでは、議案第90号亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。
議案書、条例の制定・改廃の背景及び趣旨並びに
新旧対照表の資料に基づきご説明申し上げたいと存じます。
まず、条例の制定・改廃の背景及び趣旨の資料、9ページをごらんいただきたいと存じます。
今回の亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正につきましては、市町の合併に伴い、旧亀山市、旧関町の
水道事業の統合及び坂本・坂下・
加太簡易水道事業について、水道法第10条第1項に基づく
水道事業の
変更認可申請の手続を進めてまいりましたが、県から
北中勢水道用水供給事業からの受水計画も含めて認可申請するよう求められております。
このような中で、本年3月には上位計画である県の
北部広域圏広域的水道整備変更計画が策定されたため、
北中勢水道用水供給事業の本市への計画水量である7,400トンの給水計画を含め
簡易水道事業の
水道事業への事業統合とともに、既に受けている認可の給水人口及び1日
最大給水量の見直しを行うものでございます。
また、現在、
坂本簡易水道を上水道に切りかえするための工事を進めており、供用開始に向け給水区域の変更を行うものでございます。
現在の本市の既に受けている認可につきましては、平成12年度のものであり、社会情勢の変化により実績との乖離が生じているため、
計画目標年次を平成30年度として施設の有効かつ効率的な利用を図るため所要の改正もあわせて行うものでございます。
亀山市
水道事業変更認可申請における今までの流れと
北中勢水道用水供給事業も含めご説明申し上げたいと存じます。
条例の制定・改廃の背景及び趣旨の資料の10ページ、今ごらんいただいている資料の裏面をごらんいただきたいと存じます。
平成17年1月11日の市町合併に伴い、法人格の名称変更として県に
記載事項変更届を提出したところでございますが、あわせて
簡易水道事業統合の認可変更を行うには、県から
北中勢水道用水供給事業の位置づけを認可に設けることの指示を受けております。
県の
北中勢水道用水供給事業につきましては、平成18年2月当初の
計画給水量4万7,600トンについて、
広域的水道整備計画の
見直し検討に着手されております。
シャープ株式会社への
前倒し増量供給につきましては、県がシャープへ本格給水するまでの間、市は平成18年9月の四者協定の締結により、市の上水道より暫定給水として2,500トンを遅くとも平成23年3月末まで供給するとしており、
シャープ株式会社との水量調整を図りながら平成19年6月の上旬から給水しております。
シャープ株式会社への本格給水でございますが、平成18年12月に県が
北中勢水道用水供給事業により、平成21年7月から7,000トンを一部給水する方針を固められたところでございます。
なお、受水8市町への全部給水については平成23年4月からとしております。その後、平成19年2月に
北中勢水道用水供給事業、
長良川水系の
計画給水量4万7,600トンから1万8,000トンに変更し、亀山市の受水量は、当初の
申し込み水量2,600トンから7,400トンとなっております。このうち、7,000トンは、県が別枠として上水道の性格から市を経由して
シャープ株式会社へ供給するものであり、また400トンは、1万8,000トンから7,000トンを差し引いた1万1,000トン、これを当初の8受水市町からの
申し込み水量比率に乗じた亀山市分でございます。
なお、シャープからは7,400トン、一括で
給水申し込みをいただいているところでございます。
また、
シャープ株式会社、三重県、亀山市の三者協定は、平成19年7月17日に締結しており、平成20年3月には三重県
北部広域圏広域的水道整備変更計画の策定がされ、当市の受水量が確定しているところでございます。
これを受けて亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正の提案をお願いしているところでございます。これが今までの流れ、経緯でございます。
次に、議案書及び
新旧対照表の資料をごらんいただきたいと存じます。
条例の一部を改正する具体的な内容につきましては、
簡易水道事業を上水道に事業統合することによるものであり、第1条第1項中の「
簡易水道事業」を削り、同条第2項を削り、第2条中第2項中の「
簡易水道事業」を削り、第3条第1項中の「法」を「
地方公営企業法」に改め、第4条を削り、「第5条」を「第4条」として、第6条から第8条までそれぞれ条ずれを行うものでございます。
また、別表の第2条関係の給水区域については、町名で区域を表示し、給水人口4万9,000人については、国勢調査時のデータから
コーホート要因法により平成30年の
人口フレームを推計し、また1日
最大給水量3万6,500トンについては、用途別の実績水量を積み上げ、原単位に給水人口を乗じて算出しているところでございます。
以上が亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正についての概要説明でございます。よろしくご審査賜りたいと存じます。
○
前田耕一委員長 里産業建設部長。
○
里産業建設部長 それでは、議案第92号平成20年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)について、
産業建設部の所管する部分についてご説明を申し上げます。
今回の補正予算につきましては、これまでの事務事業の進捗状況に合わせて予算の増減を適切に行うものでございます。
補正予算書の34、35ページをお開きください。
第6
款農林水産業費、第1項
農林水産業費、第3目
農業振興費、説明欄でございます。農地・水・
環境保全向上対策事業の24万6,000円の増額につきましては、地域の協働活動により農地や
農業用水等の資源や
環境保全活動に本年度から新たに
長明寺地区が取り組んでいただくことになりましたので、この
支援交付金に係る市の負担分、4分の1を計上いたしております。
次に36、37ページをお開きください。
第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費、説明欄の
施設管理費770万円の増額につきましては、本年9月の集中豪雨により
石水渓キャンプ場バンガロー施設への河川からの給水管に砂が詰まり、給水が不可能となったため、
屋内研修施設の
既存給水施設を利用し、
バンガロー施設への
給水施設整備を行うものでございます。また、関宿・
周辺地域にぎわいづくり推進事業335万円の増額につきましては、本年10月に
改正温泉法が施行されたことに伴い、
足湯施設整備工事に
可燃性天然ガスの安全対策が必要となったため、この整備工事を追加するとともに、完成が本年度中に見込めないことから足湯の管理に要する経費を減額するものでございます。
次に38、39ページをお開きください。
第8款土木費、第2項
道路橋梁費でございます。第1目
道路橋梁総務費の説明欄、
地籍調査事業107万1,000円の減額につきましては、委託料の請負差金による減額など事業費の確定に伴うものでございます。
第3目
道路新設改良費の説明欄、
深谷新道線整備事業2,500万円の減額につきましては、地元の理解も得ながら本年度から事業着手し、6月に詳細な説明を地権者の方々に行いましたところ、一部の方から異論が出され、年度内にはこれ以上の進展が困難と判断したためでございます。
次の40、41ページをお開きください。
白木一色線整備事業2,152万6,000円の増額につきましては、地元の理解も得ながら本年度から事業着手し、
地権者全員の用地協力が速やかに整ったことから、早期完成を図るため一部工事に着手するものでございます。次に、
和賀白川線整備事業5,000万円の減額につきましては、
忍山神社南で進めています
盛り土工事に必要な土砂を国や県の公共工事から搬入していただいたことにより土砂の購入費が不要となったものでございます。次に、市単
道路整備事業のうち
測量等委託料につきましては、入札差金による減額であり、
用地購入費と補償費につきましては、かねてから要望いただいておりました椿世町の集落内の道路整備について用地協力が得られたことによる増額でございます。次に、
市ヶ坂江ヶ室線8,900万円の減額につきましては、
歴史的風致維持向上計画に基づく事業として来年度から補助を得られる見込みであるため、本年度は事業着手を見送るためでございます。
42、43ページをお開きください。
第6目
橋梁整備費の説明欄、
耐震化補強事業347万5,000円の増額につきましては、
粉蝶橋耐震補強工事において地下水が非常に高く、水かえ等仮設工事が必要となったためでございます。
戻りまして、4ページをお開きください。
第3表、
繰越明許費補正でございます。
第7款商工費、第1項商工費の
石水渓キャンプ場施設整備事業770万円につきましては、来年度の利用に支障の出ないよう給水管の設置をするものの、工事期間が不足するため、やむを得ず工事費の繰り越しを行うものでございます。
また、関宿・
周辺地域にぎわいづくり推進事業6,100万円につきましては、
足湯整備工事につきまして、
歴史的風致維持向上計画に基づく事業として国の採択を待って工事発注を行うものであり、
年度内完了が見込めないため、工事費及び
工事管理委託料を繰り越すものでございます。
次に第8款土木費、第2項
道路橋梁費の
白木一色線整備事業800万9,000円につきましては、関係者の協力により本年度から一部工事着手するに当たりコストを削減するため、県からの土砂搬入と調整を図りながら工事を進めるため、
年度内完成が見込めないため工事を繰り越すものでございます。
次に、第4項
都市計画費の
亀山公園整備事業2,900万円につきましては、菖蒲園から西小学校二の
丸帯曲輪付近に至る
公園池外周の
周遊路整備のための
文化財調査と池に堆積する土砂排出を行うものでございますが、
歴史的風致維持向上計画に基づく事業として国の採択結果を待って着手するものであり、
年度内完成が見込めないため委託料及び工事費を繰り越すものでございます。
次に第4表、
債務負担行為補正でございます。
勤労文化会館指定管理料の限度額2,350万円につきましては、亀山市
勤労文化会館を平成21年度から25年度までの5ヵ年間を指定期間として指定管理委託するに当たり、
指定管理料の
債務負担行為措置を行うものでございます。
次に、JR亀山駅
バリアフリー化促進補助金の限度額3億4,820万円につきましては、
東海旅客鉄道株式会社が亀山駅へエレベーター3基及び多
機能型トイレなどを平成21年、22年度の2ヵ年で設置する事業に対して支援を行うものでございます。国の鉄道駅
バリアフリー化補助対象事業として事業が進められますが、国の補助金が確保できなかった場合でも全額市の負担で事業が進められるよう、市の予算担保をして事業費全体を限度額として
債務負担行為措置を行うものでございます。以上でございます。
○
前田耕一委員長 水野上下水道部長。
○
水野上下水道部長 続きまして、議案第92号平成20年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)のうち、
上下水道部所管分についてご説明申し上げます。
補正予算書の34、35ページをお開きください。
第6
款農林水産業費、第2目
農林水産業総務費、繰出金756万2,000円の減額及び42、43ページの第8款土木費、第1目
都市計画総務費、繰出金2,581万2,000円の
減額補正は、それぞれ
農業集落排水事業特別会計、
公共下水道事業特別会計に前年度繰越金を計上したことによるものでございます。
以上が平成20年度亀山市
一般会計補正予算でございます。
次に、議案第95号平成20年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
補正予算書の97、98ページをお開きください。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,810万円を増額して、補正後の予算総額を4億1,640万円といたしております。
補正の内容でございますが、100、101ページをお開きください。
歳入予算、第1款分担金及び負担金、第1目
建設改良費分担金160万2,000円の補正は、第3
款県支出金、第1目
建設改良費県補助金73万1,000円の補正、第7款市債、第1目事業債1,270万円、それぞれの
増額補正は
南部地区事業費の増額によるものでございます。
第5款繰入金、第1目
一般会計繰入金756万2,000円の補正は、102、103ページの第8款繰越金、第1目繰越金1,062万9,000円、前年度繰越金を全額計上し1,662万9,000円としたことにより、一般会計からの繰入金を減額計上するものでございます。
次に104、105ページをお開きください。
歳出予算、第1款事業費、第1目管理費、
施設維持管理費196万4,000円の
増額補正は、9月議会の
産業建設委員会で
緊急措置対応をご説明申し上げておりますが、
井尻地区汚水処理施設において停電の際、
非常通報装置が故障したため
維持管理業者に通報されず、非
常用エンジンポンプが停止し、前処理設備の汚泥が地下室内に流出したので
緊急汚泥搬出の措置を行ったもので、その必要経費の
増額補正をお願いしております。同じく第1目管理費、
使用料賦課徴収費40万5,000円の
増額補正は、
農集納付書等郵送料及び
農集使用料還付金不足のため補正をお願いしております。
第1目
建設改良費の
工事請負費1,700万円の
増額補正は、
南部地区整備事業で最終年度による施工箇所の再調査、
河川占用許可条件に伴う広報等による工事費の増額によるものでございます。
次に106、107ページの第3
款諸支出金、第1目
農業集落排水事業債償還基金費126万9,000円の
減額補正は、これは県の
支援事業補助金であり、将来にわたる財源の健全な運営のための資金に充てるための基金としているもので、前年度の事業費の減少によるものでございます。
以上が平成20年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算の説明でございます。
次に、議案第96号平成20年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
補正予算書の110ページをお開きください。
下段第2表、
繰越明許費でございますが、第1款事業費、第2項
建設改良費1億9,511万円の
繰越明許費は、関第5処理分区において国道1号への
下水道管埋設計画について
国土交通省と協議した結果、今年度工事施工が厳しいことから
布気処理分区の
下水道管渠布設工事及び関第5処理分区の
舗装復旧工事を実施して進捗を図るものとしておりますが、工事工程の関係から
年度内完成が見込めないため、やむを得ず
繰越明許費を計上いたしております。
次に111、112ページをお開きください。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ400万円を増額して、補正後の予算総額を17億2,980万円といたしております。
補正の内容でございますが、114、115ページをお開きください。
歳入予算、第5款繰入金、第1目
一般会計繰入金2,581万2,000円の
減額補正は、第8款繰越金、第1目繰越金2,981万2,000円、前年度繰越金を全額計上したことにより一般会計からの繰入金を減額計上するものでございます。
次に116、117ページをお開きください。
歳出の予算、第1款事業費、第1目
建設改良費400万円の
増額補正は、人事異動などに伴う給与の取り扱いに準じた人件費でございます。
以上が平成20年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算の説明でございます。
次に、議案第97号平成20年度亀山市
水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
補正予算書の121ページをお開きください。
今回の補正は人件費の補正でございまして、
収益的支出で170万円を減額して、補正後の予算総額を8億4,170万円といたしております。
また、
資本的支出では37万円を増額して、補正後の予算総額を7億2,567万円といたしております。
第2条の
収益的支出及び第3条の
資本的支出につきましては、人事異動などに伴う給与の取り扱いに準じた人件費133万円の
減額補正でございます。
以上が平成20年度亀山市
水道事業会計補正予算の内容でございます。
上下水道部が所管する各会計の補正についてご説明申し上げました。よろしくご審査を賜りたいとお願い申し上げます。
○
前田耕一委員長 里産業建設部長。
○
里産業建設部長 続きまして、議案第121
号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
安坂山にあります亀山市
石水渓キャンプ場バンガロー施設及び同テント村並びに同
屋内研修施設の管理について、平成21年4月1日から平成26年3月31日までを指定期間として財団法人亀山市地域社会振興会を
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
公募には財団法人亀山市地域社会振興会1社のみの申請でございましたが、提案内容がこれまでの経験、実績をもとにした堅実なものであることや、市民との協働の姿勢が評価され、
指定管理者の候補者として適切であるとして選定されたものでございます。
次に、議案第122
号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
和田町にあります亀山市
勤労文化会館の管理について、平成21年4月1日から平成26年3月31日までを指定期間として亀山地区労働者福祉協議会を
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
亀山市
勤労文化会館は、勤労者の福利増進及び文化向上に資することを目的とするものであり、
指定管理者として指定する亀山市労働者福祉協議会は、これまでにも市内唯一の労働福祉団体として適切に同会館を管理・運営してきた実績もあることから非公募としたものでございます。
議案第123
号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
亀山公園を初め81の都市公園について、平成21年4月1日から平成26年3月31日までを指定期間として財団法人亀山市地域社会振興会を
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
公募には財団法人亀山市地域社会振興会を含め2社の申請がありましたが、同振興会からの提案には地域と連携した管理・運営の方法や、利用者の声を取り入れてサービス向上を図ろうとする姿勢があったことに加え、これまでの管理・運営の経験や実績も加味され、
指定管理者の候補者として適切であると選定されたものでございます。
次に、報告第29号専決処分した事件の承認についてご説明申し上げます。
関町萩原における市道萩原上垣内線の道路区域内の市道に登記されていない民有地2筆のうち、188.99平方メートルについて、登記名義人である関町萩原295番地、岩間 昭を相手に時効取得を原因として所有権移転登記手続請求の訴えの提起を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。
経過につきましては、当該市道に隣接する赤道について隣接する土地所有者同士の境界争いが発生し、本年6月に本事件の被告から市を含め関係者3名に対して境界確認請求の訴えが出されておりますが、当該市道における未登記の土地は、この裁判で境界確定の判決が下されても未登記の解消には至らないため、道路台帳整備後20年となる昭和56年3月15日の時効取得を原因に所有権移転登記の手続を求めるべく訴えの提起を行ったものでございます。
なお、この訴えは、さきに被告から出されている境界確認請求訴訟に合わせて提起する必要があったことから、やむを得ず専決処分を行ったものでございます。
以上でございます。よろしくご審査いただきますようお願いいたします。
○
前田耕一委員長 以上で説明は終わりました。
これより付託議案に対する質疑に入ります。質疑は一括してお願いしたいと思いますので、順次発言をしてください。
服部委員。
○服部孝規委員 まず、債務負担行為のバリアフリーのことについてお聞きかせいただきたいと思います。
まず、説明で国の補助金がない場合でも、すべて市費でやれるように組んだというお話でした。よく今までこういう予算を組むときの話で、市長なんかもできるだけ国のメニューをしっかり確認して使えるものは使えと、できるだけ市の負担を減らせというような形でやられてきたということだと思うんですけれども、今回、そういうことではなしに、国が出さない場合でも市で持ちますよというようなことをするような何か特別な理由があるのか、この点。
国のその補助決定を待って別にやってもいいんじゃないかなというふうにも思うんですけど、その点の背景の説明をお願いします。
○
前田耕一委員長 企画政策部古川
参事。
○古川
企画経営室長 服部委員の質問でございますが、今回につきましては、鉄道駅におけるバリアフリー化設備整備費補助という国のメニューがございまして、この分につきましては補助率3分の1、ただし地方公共団体が補助する額以内というようなことで、このメニューに沿って、国の方には11月にJR東海から補助申請をしておるというふうに聞いております。
その中で、9月にお答えしたかもわかりませんが、5,000人以上の駅についてはJR東海について事業者としてしなければならないと、5,000人未満の駅につきましても、地域の拠点的な駅につきまして交通の拠点駅ということで、亀山駅につきましては関西本線と紀勢本線の分岐点ということで、この地域の拠点的な駅ということになるのではないかというふうなことで、5,000人以上の駅と同等に支援を受けられるということで、国に対しても市長の方から3度にわたって国交省の鉄道局の方に要望活動をしております。
その中で要望活動につきましては、亀山市に対して補助をできるような、かなりいい回答はいただいておりますが、その中でJR東海につきましては、最近特に栗東新駅の問題がございまして、地元要望に対して非常に慎重な姿勢がございまして、なるべく早く覚書を交わしてほしいという依頼がございました。その中で国の補助金については、かなりの確率でつくんだろうというふうなことは思っておりますが、実際にJR東海から覚書を早く締結してほしいという要請がありましたので、やむなく12月に債務負担を上げたというふうな背景でございます。以上でございます。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 事情はよくわかりました。
それでもう1点、この3億4,820万円という額を算出された、その積算内容を教えていただきたいと思います。
○
前田耕一委員長 企画政策部古川
参事。
○古川
企画経営室長 服部委員からもご要請がございまして、その内訳につきまして手元の方にお配りさせていただいておるとは思うんですけれども、簡単な資料でございますが、お手元の資料を見ていただいた分の中で、エレベーターにつきましては3基で、事業費合計につきましては3億3,450万円、それから多機能トイレの設置については1,370万円、合計で3億4,820万円。それから、年割りでいきますと、平成21年度が1億5,740万円、平成22年度が1億9,080万円という額になってございます。以上でございます。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 この額の積算というのはどういう形でやられましたか。
○
前田耕一委員長 古川
参事。
○古川
企画経営室長 この分につきましては、5月に市長がJR東海の事業本部長と会いまして、その中で、亀山市はぜひとも亀山駅のバリアフリー化は手がけてほしいというふうな要請を既にしておりましたので、JR東海としましては調査設計をしていただいたというようなことでございまして、この積算、詳細な部分はあれですけれども、調査設計によりましてエレベーターに関する備品費とか、あるいは建設費とか土木費関係について積算をした金額がこの金額になっているということでございます。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 そうすると、その補助金としてJRに3億5,000万近く行って、JRが自分のところの事業としてやるわけですね。そうすると、当然業者についてもJRが選定をして、発注をしてということになるんですね。
その中で、例えばこの額がこれよりも高くなるとか、そういうおそれはないのか。要するに、上限で見積もってあって、それよりも入札差金が出て安くなるということなのか、その辺の見通しはどうなんかなあと思うんですけど。
○
前田耕一委員長 古川
参事。
○古川
企画経営室長 11月にそういった委員がご心配された部分も、私どもも心配がありましたので確認をしましたところ、この3億4,820万が上限だという確認をしておりますので、金額的にはこれ以上高くなることはないという確認をしております。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 もう1点だけ、例えば事業費がそれよりも安くなった場合は、補助金の精算として戻ってくるということになるんですかね。
○
前田耕一委員長 古川
参事。
○古川
企画経営室長 JR東海の分については、まだ補助金の支給方法については詳細は詰めてございませんが、基本的には年度別に精算をするということで、例えば21年度ですと21年度に幾らかかったから補助額としてこれだけ請求したいということになるということを聞いておりますので、その年度ごとに精算をするということですので、この金額を上限として、多少少なくなるかもわかりませんけれども、この額になるんだろうというふうに考えております。以上でございます。
○
前田耕一委員長 ほかに質疑はございませんか。どうでしょうか。
松上委員。
○松上孝委員 商工費の第1項商工費の中で関宿・周辺地域にぎわいづくり推進というのがありまして、これが335万ですか、その中で温泉法が10月に改正されたので、里部長の方から話があったんですけれども、可燃性の天然ガス、これメタンガスだということで、それでガスを抜くためにということで説明があったんですけれども、その辺のところもう少し、ようわかりませんので、どこがどうだから危ないんだと、だからどこをどうするんだということの説明ができましたらお願いします。
○
前田耕一委員長 里部長。
○
里産業建設部長 産業・
観光振興室長の方からお答えをさせていただきます。
○
前田耕一委員長 坂口産業・
観光振興室長。
○坂口産業・
観光振興室長 関宿の温泉の関係でございますけれども、このたび温泉法が改正になりまして、メタンガス、可燃性ガスが発生しておる施設については、その安全対策の措置が必要になったということでございます。関宿の温泉、今、自噴の状態なんですけれども、出ておるメタンガスを測定しましたところ、基準以上のメタンガスが含まれておるということでございます。
今回の改正では、そこが発生してから施設へ入っていくまでにメタンガスの濃度を落としてから施設へ入れよということになりまして、今回工事をさせていただくのは、自噴をしておるところでまずガスを3メーター以上のところで管で一回抜いて、そしてさらにそれを抜いた水をもう一度ガスセパレーターに入れて、そこでまたガスをさらに抜いて、そして次にもう一つ貯湯タンクへ入れるんですけれども、そこでもガスを抜いて、最終そこから今度管へ入れて、管から足湯施設へ持ってくるんですけれども、その最初の管へ入れるまでの間に基準の濃度まで落としてしまうというための工事をやるということですので、工事をする場所としましては、今の中学校の下にある駐車場の源泉のところにフェンスを張って、その中の部分ですべて終わらすということです。以上でございます。
○
前田耕一委員長 松上委員。
○松上孝委員 そうすると、直接通行人とか、また利用される方が東京でありましたようなことはないという、そのための法律だというふうに理解しています。万全を期していただきたいと、このように思います。
素人考えでは、皆空気を拡散するようなやつだからセパレーターをつけんでもいいかなという気はするんですけど、それは基準にのっとったものだと思いますので、わかりました。ありがとうございました。
○
前田耕一委員長 他に質疑ございませんか。
森委員。
○森美和子委員 一遍ちょっと確認をさせていただきたいんですが、補正の観光費の
施設管理費770万、石水渓バンガロー、これがそのまんま
繰越明許費で上がってきているんですけど、先ほどその説明があった中で利用者に迷惑がかからないようにというふうにおっしゃったんですけど、そのまんま来年度にこれはするということは、今年度では工事はしないということですか。
○
前田耕一委員長 里部長。
○
里産業建設部長 9月に詰まってしまいましたので、それ以降はこの水が使えなかったんですけれども、ちょうどお客さんの来ない時期になっていたので、これ幸いだったわけでございますが、4月以降、またお客さんがお見えになりますので、予算をお認めいただければ極力早いうちに、早速発注をしたいと思っておりますが、少しその工事期間を考慮しますと、4月の頭には少し間に合わないかなあということで、年度をまたいで工事がかかってしまうということで、この工事費770万の繰り越しをお願いしているものでございます。
○
前田耕一委員長 森委員。
○森美和子委員 わかりました。5月までは行かないということですね。4月じゅうには大体できるということですか。
○
前田耕一委員長 里部長。
○
里産業建設部長 連休にはお客さんがたくさんお見えになると思っていますので、それまでにはやってしまいたいというふうに考えております。
○
前田耕一委員長 ほかに質疑の方は。
宮村委員。
○宮村和典委員 議案第90号、議案質疑の中でも櫻井議員から質問があったかと思うんですが、今も説明があったんですけど、条例改正の中でこの給水人口4万9,000人、3年ほど前というか、国勢調査の人口をもとにしているというご説明があったと思いますが、どうなんですかね、これは国勢調査での人口が基準なの、あるいは今直近の実態の人口というのはわかっておるわね。だから、適正な人口をつかもうと思えば、その直近の実態人口をもとに、その方が的確じゃないかなと思うが、その辺はどうなんですか。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 おっしゃるとおりでございまして、直近の人口、国勢調査時の平成17年、さかのぼって平成12年、平成7年と、こういう直近の数値をもって算定をしております。
考え方は、議会でも本会議でも答弁申し上げましたように
コーホート要因法でしております。考え方は総合計画と同じような考え方で、フレームを算定しております。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 ちょっとメモっていなかったから間違ったことを言うかわからんけど、答えから言うと、水はどうも
長良川水系から引っ張ってくるシャープと県と亀山市の三者、これが23年4月から供用開始とか、協定書もいろいろあって、水は現実は余るんやろうね、上水の水量そのものは、その事業計画からいくと。
水そのものをシンプルに考えてもらって、長良川から
北中勢水道用水供給事業というのがあるんやな、一応これがスムーズに予定どおりいったら、いっときよく亀山の水がめがどうのとか、いろいろと議論があった中で、この計画そのものがスムーズに流れていったら、水は十分満たしている状況と違うかな。細かい説明は一々してもらう必要はないけれども、先ほどの説明でわかっておるのやけど。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 これまでの三重県との経緯から、6,000トンを超えるものについては県の責務においてシャープへ供給するというようなことになっております。ですので、この7,000トンは県水として、たまたま事業の性格、先ほどご説明申し上げましたように、制度上、名目的に市を通って、トンネルとしてシャープへ供給するものでございます。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 もう1点だけ、あえてこの時期に簡易水道じゃなくして
水道事業に一本化と、工水も入るんやけど、なぜこの時期なの。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 簡易水道事業につきましては、国の厚生労働省から平成29年3月末までに、できるだけ早い時期に統合を目指すなど、そういう調整を実施することというふうになっております。国の通達でございます。
それを受けて、現在、坂本
簡易水道事業は野登水源につなぐということで進めておりますけれども、そういったことで
水道事業の経営基盤の強化に統合してつなげてまいりたいと、このように考えております。
○宮村和典委員 私も賛成の立場で一応確認させてもらう。市長が勇退されるというこの時点において、私、まことにこの一元化というか、その29年度を待たずに一本化されるということは、工水も供用開始があとほぼ3年先にはと、タイミング的には今一番、遅きとは言いませんけれども、いいタイミングだなと、そんな感じがしたもんで今お尋ねしたんですが、結構ですわ。
○
前田耕一委員長 小坂副市長。
○小坂副市長 ちょっとこの資料の10ページにも記しておりますけれども、実はこれいろんな経緯が今まであり、法律で定める上
水道事業の認可という手続が、合併があって簡易水道を統一するとか、合併があったとか、シャープの水の供給をせないかんとか、そんな事情がだあっと集まってくる中で、一つは基本的に市民の飲み水は、当然地下水で賄うという大きなスタンスと、それからシャープへ送る水が6,000トン以上超えるものは県がやります。そのやるに際しては、水源がよその水源から入れてもらうと、当然亀山のためにはよろしいわけですし、いろいろ紆余曲折はありましたけれども、
北中勢水道用水供給事業からシャープへ持っていこうじゃないかということになったわけです。ところが、この
北中勢水道用水供給事業というのは県と亀山市とだけで話をして済むもんじゃございません。ずうっと引っ張っていきます沿線の8市町も参加しておりますので、そこら辺の調整をしたり、それぞれ発言がある中を調整してきて、当初4万7,600トンでスタートしたものが、水需要なんかも議論して総量1万8,000トン、ようよう協議が調って、県もそれを市町も含めて最終的に確認をするというところまで来て、県の行政手続もこの12月議会並びに3月へ向かってずうっと歩を進めておりますので、私どももそれに歩を進める。と同時に、今申しましたとおり、その北から来ます水は、亀山市の
水道事業という名前を通って給水をいたしますので、その時期が来年の7月にはもう供給しますと県とシャープと三者で約束しています。条例改正のタイミングもこの時期に行わないと、そしてまた率直なところ経緯をよく知っておるし、それに大きな指導を発揮された田中市長がおいでるうちに、僕らも早く片づけてやりたいという思いもありますし、県の流れもそうなんですし、市町の空気も大体収れんしてきたということでございます。それで、随分昔の話も今の話も、水源がよその水源も、いろいろ話がまざっておりまして、なかなかちょっと経過がいろいろあったり、ご理解しにくいところがあるかもしれませんが、これで大きな課題が、懸案が大きな方向へ踏み出せるというふうに思います。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 副市長が一番安堵されていると思いますので、以上です。
○
前田耕一委員長 審査の途中ですが、10分間休憩いたします。
午前10時59分 休 憩
午前11時09分 再 開
○
前田耕一委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
質疑がありましたら、よろしく。
服部委員。
○服部孝規委員 ちょっと1点、バリアフリーで聞き忘れたんですけれども、よその自治体で聞くと、大体1基8,000万ぐらいでエレベーターはつくという話を聞いておったんですわ。今回見ると、大体1億1,000万ぐらいエレベーターにかかるというふうな見積もりになっていますけれども、というのは、亀山駅は非常に古い陸橋になっていますよね。エレベーターだけぽっとつけるだけでもつんかいなというような部分もあるんで、その辺の補強というのか改修というのか、そんなものも含まれての金額になっておるのかどうか、そこをちょっと確認したいと思います。
○
前田耕一委員長 古川
参事。
○古川
企画経営室長 今現在、JR東海からお聞きしている分につきましては、エレベーター3基を、ホームの方の階段がございますが、階段の方の西側、関寄りの部分をすべて撤去しまして、そこにエレベーターをつけるというふうなことで工事をしたいということをお聞きしておりますので、そういった部分の撤去費用がかかるということでございます。
ですので、第1番のホームについては、もう既に使っていないと思いますけれども、2番、3番につきましては、1番も撤去しなければなりませんけれども、2番、3番については撤去するというふうなことでございまして、そういった分の撤去費用等を含めて費用がかかるということで、今のところ検討段階だと思いますが、前乗り後ろおりという部分の中、エレベーターが両開きになるというようなことで設計をされるやに聞いておりますので、そういった11人乗りのエレベーターがつくと。そのエレベーター自体は、おっしゃるとおりそんなに高くないとは思いますけれども、聞くところによりますと、土木工事とか、あるいは建築工事に対して多額の金額がかかるということでございまして、私どもが県のバリアフリーの担当者に聞きますと、平均的に服部委員さんが8,000万というふうにおっしゃいましたけれども、大体1億ぐらいが一つのめどだというふうに聞いておりますので、若干高いですけれども、大幅に超えておるということではないというふうに理解をしております。
それからもう1点だけ、陸橋につきましては、その陸橋は別につけなくても、その分についてはもつということですので、エレベーターがその荷重をかけるということでは多分ないんだろうと思いますけれども、今の陸橋を利用しながらエレベーターを設置するという設計でございます。以上です。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 それでわかりました。
もう1点、水道をちょっとお聞きしたいと思うんです。
さっき言い方はいろいろですけれども、トンネルという言い方もされましたし、名目的にというような言い方もされたんですけど、要は前も副市長に聞きましたけど、会計的にどうするんかという問題なんですよね。今ある
水道事業会計に入れると、これは非常にややこしくなるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺の会計上の処理をどうされるのか、その点をお聞きしたいと思います。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 会計的には市民用とは別に2本立ての料金体系にしたいと、このように考えております。
決算、予算においてもその辺が、議員の皆さん方、あるいは市民の皆さん方がわかりやすいように、そういう体系にしたいと。入りと出、入りについては北勢水道からは水道料金で入ってきます。出については受水費ということで、こういうふうにですが、書類においても明確にしてまいりたいと、このように考えております。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 一本の
水道事業会計でやると、前は何か会計を別にするというようなことを言ってみえたんで、その点はどうなんですか。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 料金の設定については、きょう提出資料をつけておりますので、この後、また説明を詳しくしたいと思っておるんですけれども、そんなふうに市民用と工場用というかシャープ、これを分けて、そのようにしたいと考えております。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 会計上分けるのかどうか。
○
水野上下水道部長 いや、一本の会計でしたいと思います。だから、市の独自の施策といいますか、そういう考え方になろうかと思っております。
○
前田耕一委員長 小坂副市長。
○小坂副市長 イメージとしては国民宿舎の会計を思い出していただければと、本体の関ロッジの会計と、それから道の駅で別々になっていて、トータルで国民宿舎事業としている。そういう名前に、内訳があると、トータルするとこういう形になると思います。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 その料金を徴収して歳入に入って、それからそれが受水費として県へ支払われていくという流れはわかるんですけれども、当然水道管の維持管理とかというのが出てきますわな、そういう部分の費用とかというのはどうなんですか。
○
前田耕一委員長 水野部長。
○
水野上下水道部長 市が管理する方は、もうほとんどございませんで、県の流量計の下流部に仕切り弁をつけると、その程度で、管は県の施設管でございまして、基本的にはシャープ工場へ直結するということになります。
○
前田耕一委員長 副市長。
○小坂副市長 後ほど、その資料を提出させていただいております。その中には市の維持管理に対する若干のいただきも考えの中には入っておりますので、その際にご説明したいと思います。
ただ、条例の体系は、一つ枝を出すと、トータルして一本の亀山市給水条例と、こういう形を今イメージしてお話をしているところでございます。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 じゃあ、そのときにでも。
もう一つだけ聞きたいんですが、本会議でも議論しましたけれども、この長良川導水の問題は、市長が2期目のとき、私が初めて議員になったときからずうっとこれ議論していますけれども、平成12年12月議会で当時の水道課長がもう既に実態と計画が乖離しておるということは認めるんだと、見直しもせんならんのやということを言われたということなので、議事録を見ていただくとわかるんですけれども、それから随分年月がたったなあという気がするんですわ。もっと早い時期に見直しをしておれば、これだけ大きな乖離が生じるようなことはなかったんじゃないかなと思うんですけれども、その見直しのタイミングはどうだったのかなと、その点どうですかね、市長さん。
○
前田耕一委員長 田中市長。
○田中市長 私ども水道水源については、7年ごろから足らんぞ足らんぞというような話から河口堰の、当時はまだ河口堰とは言っておりませんでしたけれども、河口堰の水を私どもへ給水を受けるという体制で県と話は一応ついたわけですね。
ただし、そんな中で私どもも、例の県水を上水道としてこれは受けないと、もう返したいという申し込みをしたのは知っていらっしゃると思うんですけれども、内部ではまたそんな中でほかの形のものも話し合いをしていたんですけれども、ここにもまだちょっと痕跡が残っています2,600トン問題、これがずうっとペンディングになりながら、今度14年ごろから、ちょっとしてからシャープの水問題、今度は工業用水を我々でやりましたけれども、足りないということで、今度は県が責任を持つべきところと。私ども、実は初めから県には工水はあなたのところが持ってくれといって大分頑張ったんですけど、実はすぐに水が間に合わんということで、これを無理やり、工水の経験もないのに工水を供給するということになったんですけれども、すぐに間に合わんということになってまいりまして、それは当時の亀山市と関がという形でと県が言っておったんですけど、私どもとしては、ともかくこれは県が持ってもらうべきもんやから県でやってくださいと、こういう形であちらへ行くということで、鈴鹿の3,400トンもあったと思いますし、そういうのでごちゃごちゃごちゃして、いろいろ問題はこうなってきた。特にこの水道については鈴鹿市も四日市市も、当時は楠町もありましたけれども、そういういろいろ苦慮、ほかの自治体との関係もありまして、問題がこれやというわけにいかなかったというのが事実ですね。
やっとそんな中で話が進んだなと思ったのは、結局、当時、四日市市も鈴鹿市ももっとようけこの上水道を受水するという計画で、4万7,600トン。そんなんで企業庁と話し合いをしてきたのを亀山がこうやって頑張った、それで長く延びた後、もう一度それをきっちりしようかと、県はこれについての4万7,600トンを入れた形での取り組み方をしようとしたときに、今度はそんなんはもうということで、四日市市も鈴鹿市もこの水の受水量を、わしんとこそんなんもう、これからこういう事業をするんやったら下げてもらわな、もうかなわんということで、やっと片がついたのは1万8,000トンです。そうやで、これ本当のところ上水か工水か、それ何とかというのが非常に難しかったこともあって、怖いものというか厚いものか、何かのあれで、私もそこのところでコンプライアンスと言われますけど、そういうやり方ね、私はそこのところは申しわけないけれども、そこまで気がいかなかったのは事実ですので、そこのところについてはちょっとあれから聞いていただけば、私どもとしては直すべきときに直させてもらうということで今度出させていただいたんですが、そういう意味でそこのところを、ひとつそんな流れであるということだけはご理解いただきたいと思います。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 よくわかりました。たしか12年のときに、先ほど言ったように随分実態と乖離しているということはもう出てきておったんですわね。それからすぐ市長が賦存量調査をやられるということもあって、このときその課長が言ってみえたんやけど、賦存量調査の結果が出てから、また見直しについては考えたいみたいなことを答弁されているんですわ。賦存量調査が出て、そして間もない時期に今度はシャープの誘致が出てきた。今度シャープの誘致が出てきたら、今度さっき言われたように工業用水でどこから引っ張るのやという話が出てきて、結局その見直す時期が随分先送りされていったというのか、タイミング的にね。だから、そういうことで結局、本会議で言いましたけれども、本当に随分現在の計画と今度の計画は、2,600トンが7,400トンにふえるのに、1日の給水量は下げるんですわね、これね。普通考えると、その分だけアップせないかんのやけれども、その分でもまださらに下げるというような、こういう状態が出たというのは、やっぱり僕はその平成12年の時点で既にもうその乖離があるということがあったにもかかわらず、ずうっと見直しがされてこなかった、そのことのツケがようやく今になって、市長はできる時期になったと言われたんですけど、そのことがあってこういう数字になったということで理解をさせていただきますわ。それでよろしいですね。
○
前田耕一委員長 田中市長。
○田中市長 そういう中でもう一つは、やっぱり家庭用水も原単位が1世帯当たり、当時は0.45トンか0.5トンぐらいあったんじゃないですか。それが今0.3トンですから、そういう家庭用の量も積算のときにもう今や半分近くに、原単位はなってきておるということでありまして、これのもう一つ大きなのが実は工業用水なんですが、これはえらいことですわ。だってシャープだったら使われるのに、何トン使われると最初の考え方だと、もっと早う工業用水1万5,000トンからもうちょっと行くだろうというぐらいだったのが、もう放流しないで済むぐらいに水を減らしていますから、現在下がっている。四日市あたりは物すごいです。そういう意味で水の使用量は、これはそこまで詰めた話になりますと、もうみんな頭を抱えてしまうということではなかったかと思いますので、そこのところをご理解いただきたいと思います。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 さっき服部委員の方の亀山駅のバリアフリー化で、ちょっと僕聞き間違いかわからんけど、私も高齢者の味方ですので、エレベーターというのは空港に行ったって国内でもあると思うんですけど、乗ったら突き当たりが出口で、前乗り後ろおりというのはそういう意味やね。それは3基ともそのようにされるということでいいんですな。
○
前田耕一委員長 古川
参事。
○古川
企画経営室長 先ほどご答弁申し上げましたとおり、今現在、JR東海で検討していただいているのは、いわゆる貫通式と言うらしいですけれども、前乗り後ろおりというふうなところで、エレベーターに二つの扉をつけて利便性を図りたいということで検討していただいておるということでございます。
○
前田耕一委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 それでは、ないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 ないようでございますので、討論を終結し、付託議案を採決いたします。
当委員会に付託のありました議案について、原案のとおり可決、承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 異議なしと認めます。したがって、当
産業建設委員会に付託のありました議案第90号亀山市
水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について、議案第92号平成20年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)についてのうち、当委員会所管分、議案第95号平成20年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第96号平成20年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第97号平成20年度亀山市
水道事業会計補正予算(第1号)について、議案第121
号指定管理者の指定について、議案第122
号指定管理者の指定について、議案第123
号指定管理者の指定について、報告第29号専決処分した事件の承認については、原案のとおり可決、承認することに決しました。
お諮りいたします。
ただいま審査を終えた議案の審査についての委員長報告の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○
前田耕一委員長 ほかに特に意見等を加える事項はございませんか。ありましたら、お申し出ください。
(発言する者なし)
○
前田耕一委員長 ないようですので、委員長に一任いただいたものといたします。
それでは、次に請願の審査を行います。
まず、請願第12号市道地蔵院小野線国道入口(小野東口)の道路改良を求める請願書について審査をお願いします。
事務局長に要点の説明をいたさせます。
事務局長。
○西川議会事務局長 それでは、朗読をもって説明にかえさせていただきたいと存じます。
市道地蔵院小野線国道入口(小野東口)の道路改良を求める請願書。
提出、平成20年11月10日、亀山市議会議長 大井捷夫様。
紹介議員、小坂直親、櫻井清蔵、伊藤彦太郎、中村嘉孝。提出者、小野自治会会長 亀山市関町小野175、勝田靖生、同じく小野自治会副会長 亀山市関町小野127、勝田武夫。
請願の趣旨。市道地蔵院小野線国道入口(小野東口)について、利用者が安全に通行できるよう早急に道路改良整備を行うように決議いただき、関係機関に意見書を提出していただきますようお願い申し上げます。
請願の内容。市道地蔵院小野線国道入口(小野東口)は、国道東方面から市道に進入する場合は、右折車線がなく、さらに西方面から進入する場合は、進入角度が鋭角であり、かつ回転する場所が狭小であることから、非常に危険な箇所となっております。そこで、当自治会といたしましては、平成17年の合併以前から関係機関に国道入り口部分の道路改良整備の要望を行ってきているところでございます。道路改良整備には多額の公費が必要であることは十分認識いたしておりますが、道路の安全性を向上させ、利用者が安心して通行できるようになることは、地域の長年の願いであります。
そのような中、一方で、この入り口付近の北部の農地では、民間の開発計画が進められており、その事業計画では、当該箇所の道路改良を含めた事業計画があるとも伺っております。
つきましては、地域住民の切なる願いをお酌み取りいただき、解決策の一つとして開発計画区域への新たな進入路と当該危険箇所との一体的な整備を開発業者に対しご指導いただくことも含めまして、早急な道路改良整備を関係機関に強く求めるものであります。以上でございます。
○
前田耕一委員長 今、事務局長から朗読による説明がありましたように、請願第12号が提出されておりますので、この請願について意見がありましたらお願いいたします。
服部委員。
○服部孝規委員 請願内容の前半部分は非常によくわかりますし、これはやっぱり必要なことだろうと思います。その後半部分のところで1点ちょっと確認したいんですけれども、開発計画区域の新たな進入路をということもこの中に含まれておるわけですけれども、果たしてこういうことを新たにやることで、この道路、1号線との関係で安全性が十分確保できるのかどうか、このあたりは担当部としてどう考えてみえるのかということが一つ聞きたいと思うんですけど、委員長、どうですかね。
○
前田耕一委員長 ということは、理事者側の方に意見を求めるという中身ですか、それとも考え……。
○服部孝規委員 安全性についてどういうふうに考えるかということを聞きたい。
○
前田耕一委員長 よろしいでしょうか、それじゃあ、参考意見ということで田中市長。
○田中市長 この道路につきましては、私は開発でこの道路をつけるんだというふうに理解したところであります。私どもに対しまして開発許可、これをおろせないから、ちょっと筋違いなところからこれを認めてやってくれという話が来ましたんで、これはおかしいじゃないですかということを申し上げたところであります。それと同時に、今は三重河川国道事務所に対しまして、入り口、小野口、それから河川のところ、それからもう一つ亀山の方、今日、信号がたくさんあるんだから、今の形だと、またもう一つ出口をつけるということは、非常に市長としてはこれは不適切であるということだけ申し上げ、私のこれに答えられるだけの計画ができたときには私もそうですかと言うけれども、ということで、ここ1年ちょっと、その後のお答えをもらっていないということだけを申し上げておきたいと思います。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 私の意見を申し述べておきたいんですけれども、言われたみたいに、ここはカーブになっておるところですね、ちょうどね。そこのところに新たに北に向いて進入路をつけるということになると、随分そこのところの交差部分が複雑になるんやないかな。つまり、新しくできた進入路と、それからいわゆる町並みに入っていく道路と1号線ということで非常に変則的な交差点になるということ、そういう部分に進入路をつけるというのは、非常に私は交通安全上問題があるんじゃないかなというふうに思いますので、その前半部分のこの道路を改良してほしいと、これは言われるとおりなんでね、ここは改良すべきだと思うんですけれども、この後半部分については、そういう安全を確保できるということであれば私もいいと思いますけれども、それがないんであればちょっと考える必要があるんじゃないかなというふうに私は思っています。以上です。
○
前田耕一委員長 ほかに意見はどうですか。
宮村委員。
○宮村和典委員 確かにこれは、右折する場合は危険で危険で仕方がないと。旧亀山の一番西側のところにも信号があって、距離間ほんのわずかなところで北向いて川沿いに入っていくとか、確かに増するんですが、紹介議員さんも、別に旧亀山、旧関でそんな区分けする気持ちは一切ないですが、一応全員が紹介議員に名前を連ねておると。そういった意味で、今市長の方からもご説明があったんですが、私はシンプルにこの請願の趣旨、上の段ですね、服部委員も前半は100%賛成ですよという話があったもんで、この請願の趣旨はここに書いてある、安全にというのを一応していますもんで、安全にというのが大きな意図だと思いますもんで、ひとつ検討してあげたいなと、そんな思いはしますね。だから、その開発のところがちょっと気にはなりますけどね。
○
前田耕一委員長 ほかのご意見、いかがでしょうか。ございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 じゃあ、ないようですので、請願第12号について採決をいたします。
本請願について採決することにご異議ございませんか。
(「委員長」の声あり)
○
前田耕一委員長 はい、服部委員。
○服部孝規委員 採決にもう入るわけですか。私、ちょっと時間をいただきたいなと思うんですけど、あきませんか。
○
前田耕一委員長 じゃあ、申しわけございません。暫時休憩ということで協議させていただきますので、しばらくお待ちください。
午前11時37分 休 憩
午前11時53分 再 開
○
前田耕一委員長 それでは、委員会を再開いたします。
休憩前の請願の件につきまして、改めてご意見があれば発言をお願いいたします。
鈴木副委員長。
○鈴木達夫副委員長 請願の件につきまして、請願の趣旨については十分理解できますけれども、その内容について、特に開発行為との関係について、もう少し精査する時間が欲しいなという思いがします。その意味で私の意見として、今回出された請願については継続審査という形で、改めて請願者のご意見、あるいは市当局のご意見を委員会として聞き取りといいますか、説明を受けまして、それを受けて委員会としての結論を出したらいかがなものかなあと思いますけれども、いかがでしょうか。
○
前田耕一委員長 ほかに意見ございませんか。
服部委員。
○服部孝規委員 私も採決をちょっととまっていただいたというのは、非常に迷うところがあります。そういう意味ではその辺の聞き取りをした上で、我々として決してこの問題を避けるという意味じゃなくして、やっぱりきちっとした判断ができるような状況をつくった上で結論を出していくというのが我々の責任ではないかなという意味でありますので、鈴木委員の意見には賛成をしたいと思います。
○
前田耕一委員長 ほかはどうでしょうか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 それじゃあ、この請願については、一応今回は継続ということで、改めて関係各位のご意見を聞いて採択、不採択を決定していきたいということでいきたいと思いますが、それにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 したがいまして、この請願第12号市道地蔵院小野線国道入口(小野東口)の道路改良を求める請願書につきましては、一たん継続審査ということで処理をさせていただきますので、よろしくお願いします。
昼が近づいてきましたので、午前中はこれで終わりまして、午後1時から再開ということで一たん休憩にします。よろしくお願いします。
午前11時56分 休 憩
午後 1時00分 再 開
○
前田耕一委員長 それでは、午前中の委員会に引き続いて委員会を再開いたします。
次に、提出資料について説明を受けます。
里産業建設部長。
○
里産業建設部長 資料を提出させていただいてありますので順次ご説明をさせていただきますが、まず資料1でございますが、これは亀山市
勤労文化会館の先ほどの議案の、私ご説明のときにここに資料があるということを少しご報告させていただくのを忘れていまして、まことに申しわけございません。ご一読いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、資料2、歴史まちづくり法の概要と亀山市
歴史的風致維持向上計画につきましては、稲垣
参事の方からご説明をさせていただきます。
○
前田耕一委員長 稲垣
参事。
○稲垣
産業建設部参事 そうしたら、お手元の資料、カラーコピーの2枚刷りのものがあると思いますので、それに従って説明させていただきます。
これも本年の9月にも当委員会の方にも資料として提出させていただきました。その後、私ども
国土交通省、文部科学省、農林水産省との協議を重ねまして、それと法律が11月4日に施行というふうなことも踏まえた中で法定の協議会を設立させていただいて、亀山市
歴史的風致維持向上計画の策定を進めてまいりました。その協議会を経て、12月4日に3省の方に認定申請を行ったところでございます。
まず、法律におきまして歴史的風致ということにつきまして、地域固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動と、その活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地が一体となって形成した良好な市街地の環境ということで、それに向けて整備を進めていくということになってまいりました。それのことにつきまして、これから歴史の価値の高い建物と周辺の市街地が一体となって形成する良好な市街地を市町村が実施する計画に基づきまして重点的な支援をするということで、続きまして2ページの方を、裏面になるんですけれども、その事業として歴史まちづくり法に基づきます歴史的景観形成総合支援事業ということで、これから取り組みをさせていただく部分がございます。これにつきましては、コア事業と附帯事業の二つに分かれまして、コア事業につきましては、歴史的に高い風致の建造物の復原、修復、買い取り、移設というふうなものに従います。附帯につきましては、その周辺の施設の整備ということで計画をさせていただいております。
続きまして、3ページでは亀山の維持向上する歴史的風致はどこにあるのかということで、少しこの資料に基づきまして説明させていただきます。
写真がありますけれども、坂下宿、関宿、亀山宿ということで、左からご説明させていただきます。
歴史的な建造物、これは建物だけじゃなしに施設、道路等も含んでまいりますので、東海道ということで鈴鹿峠の道、それに携わって人々の活動というふうなものが鈴鹿の馬子唄とか、そういうふうなことで地域に根づいておりますということ、関宿につきましては、関の山車が日常の中で営まれていると。また、亀山宿につきましては、野村の一里塚、そこを巡行する傘鉾、または亀山城で心形刀流とかということで、人々の活動がこのように行われています。ですから、この活動に伴う市街地の形成を進めるために事業を進めたいということで、歴史的風致ということを考えさせていただいています。
その歴史的風致の中でいきますと、重点区域を定めて、その定めた中から事業を取り組みなさいということになっておりますので、4ページでございますけれども、東海道の街道、これは左からですけれども、坂下、滋賀県との境、ずうっと市域全体の東海道を機軸にさせていただいて、左から坂下宿、関宿、亀山宿ということでやらせていただくというふうなことで考えております。その中には、当然東海道環境整備ということで、峠の案内板とか、路面の美装化とかというふうなことを具体的にやらせていただきたいと。
関宿につきましては、今議会にもお願いしております関宿周辺環境整備ということで足湯の関係でございます。それと亀山宿に至りましては、今回もお願いしています亀山城を中心とした亀山公園の周辺整備、それと舘家、加藤家というふうなことの中で事業を進めさせていただいております。
以上、簡単ではございますけれども、事業内容を説明させていただきました。
なお、この申請を12月4日にさせていただきましたことについて、来年1月に認定の予定というふうなことでお聞きしております。以上でございます。
○
前田耕一委員長 里産業建設部長。
○
里産業建設部長 ちょっと補足をさせていただきます。12月4日に国の方に申請書を出させていただきまして、今、金沢や高山、萩、彦根、この四つに次いで5番目で出されております。国といろいろ情報交換をする中では、恐らく年内はこれぐらいであろうと。それで、国としては1月にそういった選考グループの認定を出していきたいというお話は聞かせていただいておりますので、我々は引き続き国と情報交換しながら、確実に認定していただけるように進めていきたいと思っております。
○
前田耕一委員長 水野上下水道部長。
○
水野上下水道部長 それでは、引き続きまして提出資料の3をごらんいただきたいと存じます。
北中勢水道用水供給事業(北勢系
長良川水系)の給水に係る亀山市
水道事業給水条例の一部改正(案)の骨子について、ご説明申し上げます。
この議案は、3月市議会の議案提出を予定しているところでございます。
シャープ株式会社亀山工場への本格給水につきましては、平成19年7月17日、三重県、
シャープ株式会社、亀山市の3者協定書の締結により、県の責において
北中勢水道用水供給事業から給水するものであり、上水道という事業の性格上、名目的に市が受水することになり、
シャープ株式会社亀山工場へ平成21年7月1日から1日当たり7,000トンを一部給水するものでございます。
なお、受水8市町への全部給水は、平成23年4月1日からとなっており、
シャープ株式会社から7,400トン、一括での
給水申し込みをいただいております。
この事業からの料金は、現行の料金とは別に工場用としての2本立て料金体系を考えており、また会計処理につきましては、財政との協議を進めていく中で、この北中勢水道用水が明らかになるよう調整させていただきたいというふうに思っております。また、
シャープ株式会社が7,400トン、一括して買い取っていただくことで、この
北中勢水道用水供給事業の整理ができるものと考えております。
料金の算定期間につきましては、北中勢水道用水による一部給水開始期間である平成23年3月31日までとしております。また、平成23年4月からの全部給水7,400トンの料金については、平成23年3月で料金改正を予定しているところでございます。
次に、条例改正案の内容でございますが、料金体系については三重県水道供給条例を基準とし、現行の亀山市
水道事業給水条例第31条に規定する使用水量に応じた従量制と異なる方式としております。市の料金表示は総額表示、いわゆる消費税込みの内税となっておりますが、県の料金は外税となっているところでございます。
月当たりの基本料金は、県水としての県からの仕入れ値は、外税の税なしで3,130円、これに市の事務費として約100円を上乗せして、税込みの3,390円としております。
使用料金につきましては、県の仕入れ値は、外税で39円に消費税分を加算して41円といたしております。
超過料金につきましては、税込みで189円で、これは水の使用を抑制するがため割高となっております。
水道料金の仕組みでございますが、
北中勢水道用水供給事業の基本料金は、基本水量、いわゆる契約水量に基本料金単価を乗じた金額とし、使用料金は使用水量に使用料単価を乗じた金額とするとしております。また、月当たりの基本水量の合計水量を超えた場合に超過料金を加えるものとするとしております。
実使用水量が基本水量の50%を下回った場合は、その不足する水量分を負担する、いわゆる責任水量制とするとしております。
裏面をごらんいただきたいと思います。
①で基本水量7,000トンで使用水量が7,000トンの場合は、計算式に当てはめ、1ヵ月当たりの水道料金は3,234万円で、1年当たりの水道料金は3億8,951万5,000円となり、1トン当たりの水価は約152円となります。
次に、②は使用水量が3,500トンの場合の水道料金、月当たり2,803万5,000円で、1年当たりの水道料金は3億3,713万7,500円となり、1トン当たりの水価は約264円になります。
③では基本水量7,000トンで使用水量が3,000トンの場合、責任水量制により基本水量の50%分負担していただくということで、使用水量が3,500トンの場合と同様の料金となり、1ヵ月当たりの水道料金は2,803万5,000円、1年当たりの水道料金は3億3,713万7,500円となります。
以上が来年3月議会に上程議案を予定しております県水の
北中勢水道用水供給事業に伴う亀山市
水道事業給水条例(案)の骨子でございます。
説明は以上でございます。
○
前田耕一委員長 里部長
○
里産業建設部長 資料がございませんけれども、口頭で2点ほどご報告をさせていただきたいことがございますので、私の方からご報告をさせていただきます。
○
前田耕一委員長 はい。
○坂口産業・
観光振興室長 産業・観光振興室からバスのことに関しまして、1点ご報告をさせていただきます。
本年11月1日から、市の自主運行バスであります東部ルート、南部ルートの運行を開始させていただいておりますけれども、東部ルートに並行して走っております三重交通の廃止代替路線であります亀山長沢線、これは鈴鹿市の長沢地区から306号を経由して亀山駅へ来ているバスでございますけれども、この運行を来年の3月31日をもって廃止するということで、現在、鈴鹿市と協議を進めておりますので報告をさせていただきます。
この路線につきましては、合併後のバスの再編計画におきましては、これまで運行してきました、その廃止代替路線である亀山長沢線、それから亀山椋本線を廃止して、東部ルート、南部ルートを運行するということで計画を進めてまいりました。しかし、両路線とも鈴鹿市、あるいは津市との広域路線でありまして、その廃止時期については両市と協議を行ってきておりまして、まず協議が調う見込みとなりました亀山長沢線について、来年の3月31日をもって廃止いたしたいと考えております。
この路線につきましては、亀山市内では東部ルートとほぼ重複して運行しております。また、鈴鹿市側では市バスを利用することによる代替手段も確保されておりますので、廃止による影響というのはほとんどないものと考えております。
これから鈴鹿市との協議が正式に調いましたら、年を明けて、バス停留所、あるいは車内へ張り紙をしたり、あるいは市広報への掲載をして利用者には廃止の周知を図っていきたいと考えております。
また、亀山椋本線の方でございますが、こちらは旧芸濃町、津市の方から亀山高校の方へ通っている生徒さんも何人かまだお見えでございまして、その代替方法というのが現時点ではまだ確保できていないということで、津市としても今すぐ廃止というのは少し難しいということで、今の方針としましては、来年は現行どおり運行を継続して、その中で津市との廃止に向けての協議を進めていきたいと考えております。以上でございます。
○
前田耕一委員長 稲垣
産業建設部参事。
○稲垣
産業建設部参事 まちづくり推進室からご報告させていただきます。
今進めさせていただいております亀山市都市マスタープランのことでございます。このマスタープランは、本会議でもお話しさせていただいたように、第1次総合計画を上位として、19、20の2ヵ年で策定することとしております。策定に当たりましては、市民参画の基本として市民ワークショップや市民アンケートを行い、市民意向の把握に努めてまいりました。また、策定に当たりましては、有識者や市民から成る市民協議会を設立し、開催して、策定素案に対する市民のご意見をお聞きするなど、さまざまな機会に市民の意向を反映したマスタープランとするため取り組んでまいりました。
この中で当初計画では現時点での進捗としましては、全体構想を完了し、小学校区を基本とした地域懇談会を実施するなど、地域別構想に取り組むこととしておりました。しかしながら、全体構想の策定に当たりまして当市だけの検討にとどまらず、周辺市町との調整、また動向の把握等、全体構想に予定外の時間を要することになりましたので、当初計画よりも少しおくれが生じてきておる結果になりました。このことにつきまして、全体構想の策定を来年早々に完成させ、地域別づくりと地域別構想づくりのための地域へのお邪魔をその以降、2月になる予定でございますけれども、地域へ入らせていただき、またその中から課題とか、その地域の進む方向をいただいて、それを策定委員会等と協議、調整しながら、再度地域へフィードバックというふうなことで、地域へまた入って計画を完了するという運びにさせていただきたい。
以上のことから、本事業につきまして年度内の完成を目指して鋭意努力はさせていただいておりましたけれども、大変申しわけございませんけれども、正式には3月の議会で繰り越し申請をお願いする運びになりますけれども、その点、この現状についてご説明させていただきまして、何とぞよろしくご理解賜りたいというふうなことでご報告させていただきます。以上でございます。
○
前田耕一委員長 提出資料の説明をいただいたわけですけれども、この件について質問、ご意見がありましたらどうぞ。
宮村委員。
○宮村和典委員 資料2です、ちょっと僕も頭悪いからあれやけど、ちょっとジャブ入れやないかんかなと、まず思います。つまらんことやけど、「復原」ってこの字でおうとるの。
○稲垣
産業建設部参事 文化財的な表現として、原というのと元という二つの言い回しがありまして、その中での理解で「復原」というふうなことで、厳密に復元するというふうなものと、また意味がちょっと、私も文化財的な表現がわからん部分もあるんですけど、そういう二つの方法の中のこれっていうふうなことを聞いておるんですけれども。
○宮村和典委員 ああそう、これはちょっと意味教えて、室長かだれか後ろにおるやろう、知っておるの。
これはおらんな、それならまた後でいいわ。それで、これはわかりました、勉強するわ。
それで、木村邸があるわね、ここに、関宿周辺環境整備事業として関宿散策者の休養・案内施設としてここを利用するんだということやね。整備ってどの程度、どういう内容の考え方を持ってみえるのかな、整備するのに。今は一軒家やわなあ、日本建築の立派な家なんだけれど、もう申請もされておるのやから、その辺はこのものに、特に旧木村邸についてはこういう活用をするんだというふうな添え書きというか、その辺はどうなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○
前田耕一委員長 稲垣
産業建設部参事。
○稲垣
産業建設部参事 この木村邸につきましては、今お願いしています足湯を含めて一体的に利用するということで、木村邸の活用につきましては、休養施設、案内施設ということで、この建物を利用しながら一体的に、観光駐車場、トイレ、足湯、この木村邸の建物というものの中での一体利用を図るためにということで整備を進めたい。ですから、今、これは地域の皆さんとのご相談も含めて、これから詳細については詰めなければならない部分もございますけれども、基本的にはそういう考えで進めさせていただいております。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 立派な一軒家ですので、ひとつ効果があるような使い方をぜひともしていただきたいということだけ申しておきたいと思います。以上です。
○
前田耕一委員長 ほかの質問、ご意見。
服部委員。
○服部孝規委員 資料に関してどうこうということじゃなしに、一般質問でも話をさせてもらったように雇用問題で、きのう家へ帰ったら、12月27日付で解雇になって、もう1月10日前後にはその住んでいるところを出やないかんという相談が入りました。やっぱりそういうような状況で、解雇、即住居を失うというようなことが現実に起こってきています。シャープで働いている人に聞くと、この12月いっぱいというのと、それから1月いっぱいで派遣の契約期間が切れるという人が結構多いらしいです。だから、この12月末で切れて更新されないとか、1月末で切れて更新されないという人が随分、この12月、1月は多く出るんかなというような状況を聞きました。ぜひお願いしたいのは、そういう状況が日刻々と、国の政策もいろいろ出てきますし、動きますので、その都度協議会を開くなり何なりで情報を提供していただくなり、そういう場を持っていただきたいなということをお願いしたいと思います。
○
前田耕一委員長 資料には直接関係ないわけですね。
○服部孝規委員 はい、意見として、要望として。
○
前田耕一委員長 意見として聞いておきますので、また理事者側の方もそんなところ、何か出せるものがあれば、例外ですよ、これは。今、一般質問の時間と違いますので後でいいですか。
提出資料についてございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 それじゃあ、引き続いて当委員会の所管に関する一般質問をお受けいたしますので、先ほど服部委員から協議会云々の話もございましたので、それに対してご所見があれば、理事者側、よろしく。
田中市長。
○田中市長 派遣社員が労働者として派遣されることが認められる法律ができたのが、たしか15年にできておると思うんです。それまでは事務員とか、そういうのはありましたけど、製造業はね。それで、そんな中でシャープが正式に操業が始まったのが16年、操業開始していますから、その12月、1月の、そういう形の採用って多いと思います。そんな中で、この派遣労働者は1年と決まっています。決まっておって、1年以上たつと、これは常用にしなきゃならん、こんなことがありますから、そこのところできっちりした対応を会社ではしておると思います。そういう面で、これがどこのところで政府が何か言っておるかどうかは、これから来ますでしょうけれども、これを下手にそういうふうに1年以上雇ったような形に期限を延ばしてしもうたら常用という形になると思いますので、そこのところは大変でしょうな。我々から言っても、法律で我々のところに常用ようけおるで、もう解雇せんならん常用やと言われたら大変やろうなあ、そういうあれはあると思います。
○
前田耕一委員長 服部委員。
○服部孝規委員 いわゆる動きがあったときに、その委員会協議会を開いて情報提供をしてもらうとか、そういうことについてということですよ。これは今言われたような派遣の問題をどうこうじゃなくして、やっぱりこれ市民にとっても随分大きな関心事ですので、そういう大きな問題であるということを踏まえて、そういう動きがあったときには協議会を開いて報告、情報交換、我々も情報がつかめるのは一部ですもんで、その辺の情報も知りたいという意味で協議会を開いてほしいということです。
○
前田耕一委員長 小坂副市長。
○小坂副市長 担当者ともいろいろその件では話し合っております。まず、第一義的には国、ないしはその前面に出るのが県と、公式な情報とか統計とか、そういったものはそこから得るにしても、一方、これは地域自身の問題なんだから、市はどこまで統治者能力があるないということとはまたかかわりのない次元で、地域のにおいをそおっとかぎ回るということも必要なんかなということで話し合いをしております。
ただ、そこの一定の限界がありますし、その漏れも多少あるかもしれませんから、一つの地域の傾向とか、風の吹きぐあいをお互いに感じるというだけでも、それなりの我々の気持ちというか、地域を観察するという意味では、ある部分市としても大切なことかなと。ただ、それに対して個別に、あるときはどうだ、これはどうだということは、ちょっと統治者能力がないと歯がゆい部分もあるかもしれませんが、そういう情報は職員もアンテナを上げるように今やっているところでございます。何かの一つの切れ目とか何かが出たときは、これは
産業建設委員会の協議会でございますね、ご報告はさせていただきます。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 ちょっと関連しますけど、服部委員はまた二の矢で押すんかなあと思って、なかったもんで、やはり亀山市のイメージのためにも、例えば服部委員がいつも奨励策を出して、民間住宅のよく質問をされていますが、空き家があった場合、施策的には難しい部分もあるのはわかっていますけれども、私が申し上げたいのは、情報提供という意味合いでも、大きな意味での協議会を開いていただきますと、亀山市もしっかりと応援体制、中身は別問題としてね、そういうことはぜひとも私もお願いしたいなと、そんな気持ちがしますね。
○
前田耕一委員長 小坂副市長。
○小坂副市長 テレビ・新聞はともかく、その派遣切りとか、場合によっては正規とか、昨夜はソニーの1万6,000人ショックとか、けさもまたいろいろと流れております。それをもって十杷一からげ的にそのまま亀山へどんとその構図が来るのかというと、必ずしも亀山の産業は、また違う産業の対応と構造を持っておりますから、そのまま、ああ、えらいこっちゃという部分であんまり、やっぱりそういう面で亀山市が見ていく、自分自身の目で見ていくということも大切なんかなと。流れとか傾向で何かしらんけど不安になって、あたふたしたりしないようにすることも大切だということで、そういう協議会の場というのは非常に重要だと思っております。
ほとんど断片的ながらも、今いろいろと努力をしておりますけれども、まだまとまった姿にはなっておりません。ただ、資料とか、書いたもんで、それがずうっとひとり歩きするようなことは非常に困るときもありますし、情報の提供者との信頼関係でかなり職員も動いておりますので、その点は言葉ででもお許しをいただくことがあるかもしれません。その辺はお許しを願いたいと思います。
○
前田耕一委員長 宮村委員。
○宮村和典委員 副市長、おっしゃるとおりですので、その辺は委員長と前もって打ち合わせをしていただいて、どの程度のものが資料として出せるのか、あるいは口頭での親切心的なそういう情報を伝達できるか、その辺は委員長と相談していただいてよろしいです。
○
前田耕一委員長 ほかにご質問ございませんか、ご意見を含めて一般質問もお受けいたしますので、よろしいでしょうか。
稲垣
産業建設部参事、どうぞ。
○稲垣
産業建設部参事 先ほどの宮村委員さんの「原」と「元」ということで、ちょっと教育委員会さんの方に確認をとらせていただきました。「復原」というものは、今現に建物があります、それを修理・修復して、古くそのようなものに、また修理するというふうな「原」、「元」というものは、例えば資料的に図面がありますと、その図面に忠実に形をつくっていくというのが「元」というふうなことの、その使い分けがあるというふうに聞いて、この事業では「原」の方を使わせていただくということでございました。以上でございます。
○
前田耕一委員長 じゃあ、ほかに一般質問ございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一委員長 ないようでしたら、これをもって
産業建設委員会は閉会いたしますが、ちょっと1点だけ、先ほど服部委員から提案がありました協議会を開くという内容については、確かにその情報というのは難しい部分があるかと思いますけれども、これは委員長としての私見ですけれども、企業から大量離職とか大量解雇が出た場合には、ハローワークへ事前に報告の義務とかがありますので、その辺からも情報を取っていただいて、うまくその辺のところを把握していただいて、協議会開催に向けてまたお願いしたいと思いますので。
○小坂副市長 これは年を越してからでは、正月中に何かあったといってもあかんで、年末ぐらいにはばたばたとするかもしれんが、御用納めか、その付近でこんな状況ですわということだけはお伝えできるように努力はしたいと思います。
年を越えてから、またその状況も見ていかないかんと思いますけど、とりあえずは年内に1遍ご報告できればというふうな気持ちで私ども努めます。
○
前田耕一委員長 じゃあ終わります。ご苦労さんでございました。
午後1時34分 閉 会
亀山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。
平成 20 年 12 月 11 日
産業建設委員会委員長 前 田 耕 一...